2015年01月15日
バイオネスト
植物を植えると、どうしても剪定が必要になります。
剪定をすると剪定枝や落ち葉がゴミになります。
剪定枝を外に搬出して処分するには費用もかかり、コスト的にも環境的にも好ましくありません。
場内で処分できればそれにこしたことはなく、堆肥になれば一石二鳥です。
それを叶える方法として考え出されたのが「バイオネスト」です。
剪定して出た枝を太いものから順番に、鳥の巣をつくるように丸く編みこむように組んでいきます。
はみ出た枝はカットし、細い枝や落ち葉、草刈り後の草類は、組んだ枝の中に中高く積み上げます。
中の落ち葉や草はやがて分解して堆肥となり、周りの木々に戻すことができます。
昔から日本にある、「落葉帰根」の考え方です。 5×緑HPより引用しました。
弊社の庭でもバイオネストを仕込んでいます。
先日分解を促進させる意味合いも込めて、米ぬかを撒きました。
落葉や剪定枝はゴミではないのです。
それから、今年もそろそろ寒肥を施す時期です。
有機質の肥料を土にすき込む様に混ぜていきます。
来春の芽吹きの季節のころまでに、時間をかけてじっくり効いていきます。
木が喜ぶので施すのですが、これを続けていくと
土が微生物たちによって改善され、いい土になっていくのを感じることができます。
土を育てるということは、結果的に健全な木々を育てることになると思います。
自分の家の植込みの土を育てるって面白いと思います。
Posted by 四葉社 at 20:14│Comments(0)
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